中小企業の融資事情と融資対策
水曜日, 3 月 11th, 2009
何年か前から日本の景気は徐々に上向いており、銀行は融資先を探している状態です。
その場合、返済能力のある会社に融資を行い、融資業務でできるだけ確実に利益を出したいようです。さらに中小企業への融資を増やさない銀行に対しては業務改善命令も辞さない、という金融庁のスタンスも影響しています。
このような金融庁からの取り組みの成果もあり、返済力に問題がないとされた健全な中小企業には融資の申し込みが集中する状態です。
その反面、経営に問題要素があると見なされる中小企業への融資先は見つからず、メインバンクにも離れていくという状況です。
ですがも近年は景気が上向いてきたことで企業の経営も伸びてきて、中小企業の状況にも変化が見られます。また、失業率が高水準で推移する等厳しい状況が続いていた雇用数についても、2002年度末からは増加傾向にあります。
中小企業の資金需要は、単に不安定な資金繰りをカバーする為だけでなく、設備や雇用への前向きな投資にも向けられているのです。
中小企業への融資に当たって、銀行が何よりも重視しているのが決算書の内容です。銀行と行う融資の話を希望に沿うように進めていくためには、決算書に黒字を重ね、リスクの少ない企業であることを立証することがポイントといえるでしょう。
銀行との融資の交渉を進めていく時のために、決算内容を戦略的に進めて利益を積むことができるような工夫ができるよう心がけていきましょう。